人にはそれぞれ役割がある
大人になると、色々と意味を考えたくなります。
私は結婚もせず、子どももいない、夢もない。
好きな人はいるけど…未来を夢見ることを許されない人。
毎日、淡々と与えられた仕事をこなすだけ。
『そんな私は何のために生まれて来たのだろうか…?』
20代の時は私も人並みに、ウェディングドレスに憧れ、結婚して子育てをする、世間一般の普通の女の子の未来予想図を描いていました。
「いつか必ず叶う」と信じていた未来は、泡沫の儚い夢でした。
今は、思いもよらない進路へと進んだ現実の中にいます。
許されざる恋をし、ウェディングドレスは諦めた。
光を見ることのない我が子を思い、涙を流すことしかできない自分を恨めしく思う。
苦しさ、怒り、悲しみ…不毛な人生に思える毎日。そんな毎日から抜けだせずに時だけが過ぎて行く。
何のために…何のために…何のために…自問自答の毎日。
最近見えたことは、
『隙間を埋める役割』なんだと。
闇と光
夜の闇があるからこそ、光が輝きだす瞬間を目にすることができる。
夜の闇があるからこそ、光が色を紡ぎ、形を作り上げる瞬間を知ることができる。
夜の闇があるからこそ、光の美しさが実感できる。
夜の闇があるからこそ、光の暖かさに感謝ができる。
夜の闇があるからこそ、すぐそこにある光が放つ穏やかな輝きに気づくことができる。
夜の闇があるからこそ、光が愛おしく思える。
だから、
あなたが光の中で幸せであるために、私はあなたの夜の闇でいよう。
あなたの大切な人があなたの光でいられるように、私はあなたの夜の闇でいよう。
見えなくとも、感じられなくても、静かにあなたのそばで闇として居続けよう。
生きる意味
生きる意味があるのだろうか?
生きる価値とはなんなのだろうか??
ふだん何気ない生活の中には生まれて来づらい疑問だと思う。
しかし、自分の中に何かに満たされないものが生じた時に、この難題が頭をよぎる。
誰のために生きるのか?
生きる意味や価値とは、幸せとの関係は?
大切なもの
「あなたの大切なものはなんですか?」
そう聞かれたら、あなたはなんと答えますか?
それはひとそれぞれ、千差万別な答えがあるでしょう。
それは、何ものにも変えがたいものかもしれません。
あなたにとって、生きる意味であり、
あなたにとって、生きる目的であり、
生きる価値を生み出してくれるものであり、
あなたを悲しみや苦しみから救ってくれるものでもあります。
それは、
あなたの『当たり前』の中にあり、
あなたの一番身近にあるものです。
それは、
ほんとに空気のような感じで、
有る事にすら気づかないものかもしれません。
でも、それが一番大事なものかもしれません。
一度立ち止まり、見つめてみてください。
こんな人に育って欲しい
「ありがとう」と言われる人ではなく、
「ありがとう」と言える人になって欲しい。
「人に愛される」より、
「人を愛する」ことに感謝できる人になって欲しい。
「 人を涙にさせる」のではなく、
人のために「涙を流せる人」になって欲しい。
「人を笑顔にする」より、
いつもあなたに笑顔でいて欲しい。
今の苦しさはどんな意味があるのか
人生は、
上がったり、
下がったり、
進んだり、
停滞することもある。
時はすぎていくのに
まるで自分だけが立ち止まってしまったようで
取り残されたように感じるときもある。
生産的なことが何一つできていないように
感じるとき。
そんなときは、きっと人生の充電期間。
「 魂の充電期間 」
自然界でもずっと春や夏が続くわけではない。
秋も冬もある。
だけど、秋の間も冬の間も一度枯れてしまって
も植物は何もしていないわけではなくて
ちゃんと生きていて次に花咲く準備をしている。
だから、今はただただしっかりと地に根を張る
時期だと思って、
今できることをやって過ごそう。
自分にたっぷりの栄養をあげよう。
しっかりと地に根を張った木は
きっときれいな花を咲かせるから。
時が来るのを待とう。
生きている限り、
ずっと冬なんてありえない。
必ず春は来るから。
「 何も咲かない寒い日は
下へ下へと根を伸ばせ。
やがて大きな花が咲く 」